2005年に創立したA&Dの米国子会社の
A&D Technology Inc.(本社:ミシガン州)が、
米国サウスウェスト研究所SwRI
(本部:テキサス州)と
自動車研究開発事業における
業務委託契約を締結いたしました。
A&Dの最先端のエンジンテストベンチと適合ツールが、パワートレイン制御と
自動車研究開発におけるSwRIの経験と融合され、次世代を見据えた効率のよい
パワートレイン装置の開発と排出ガス研究が可能にあることが期待できます。
A&Dは1977年に創業以来、高精度・超高速の「A/D(アナログ/デジタル)変換技術」
をコアとして、多種多彩な電子計測・計量機器をご提供してまいりました。
自動車研究開発領域にご提供しているMBSimは「Model Based Simulation」の略称で、
車両開発に用いられているCIM(Computer Intrgrated Manufacturing)における
CAEとCATをスムーズにつなぎ、車両開発サイクルの効率化に貢献する
計測・制御・シミュレーションツールです。
これまで国内の自動車産業を中心にご採用いただき、
その技術を高くご評価いただいていますが、今後は海外での展開を本格化し、
グローバルな視点で幅広いニーズに迅速にお応えしてまいります。
SwRIは1947年に創立以来、70年以上にわたり国際的なリーダーシップを取っている
米国最大規模の研究開発(R&D)に取り組む非営利団体です。
テキサス州サンアントニオの本部には、480万㎡を超える広大な敷地に
18万㎡(東京ドーム4個分)を超えるオフィスと研究施設があり、約3,000名のスタッフが
常時、自動車、航空・宇宙、医療など広範囲にわたる4,000件を超えるプロジェクトを
進行させています。
このたびのA&D Technology Inc.との契約により、SwRIはミシガン州アナーバーの
自動車研究開発施設にA&Dがご提供する最先端のMBSim技術を導入し、
自動車産業の中心地であるデトロイト地区の顧客に対するサービスを充実させるとともに、次世代の車両制御技術の研究開発を行うことになりました。
米国の巨大な自動車市場を見据え、A&DとSwRIが最先端試験ツールを用いて共同で
研究開発業務を行うことにより、多岐にわたる高度な顧客ニーズに対し、
タイムリーに対応することができます。
また、次世代に向けた費用対効果の高い自動車開発と
地球環境保全対策のレベルアップに貢献することが期待できます。
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